こんにちは!

株式会社湘南工房建設の高山です🐶

最近、電気代が値上がりして節電を意識し始めた方が多いのではないでしょうか?

でも、おうちでは快適に過ごしたい…。

そんな方へ、断熱をおすすめします!

「断熱」と聞くと、断熱材を思い浮かべる人が多いと思いますが、熱の出入りが多いのは「」なんです!

※出典:日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター「省エネ建材で、快適な家、健康な家」

そこで!今回は、節電につながる「断熱」の中でも、窓の断熱についてお話していきたいと思います🐾

窓を断熱するとどんな効果があるの?

窓を断熱するメリットは、室内が保温されて節電につながるだけではありません!

他にどんな効果があるのか、まとめてみました!

①室内の熱を逃がさない

冒頭でもお話したとおり、室内で一番熱が逃げやすい場所は窓なんです😲

壁などに比べ薄いことや、暖かい空気は冷たい空気のほうに移動する性質があることなどがその理由です。

窓の断熱をするとしないとではこんなに違いが見られます。

また、屋外と室内の温度差により起こる結露は、カビやダニの温床になりやすく、建物の劣化に繋がるだけでなく、アレルギー症状を誘発する原因にもなりかねません😱

結露でお部屋の水分量が減少することによって、お肌の水分量も減少することも分かってきたため、結露の抑制は美肌にも効果的なんです😊✨

②光熱費の節約になる

窓に断熱対策をしていないと・・・

エアコンをつけていても熱が逃げやすくなる

     

エアコンのききが悪い🥵🥶

     ↓

エアコンを強くしなければならず、光熱費がかかる💰💰💰

窓断熱をすれば、室内の温度を快適に保ちやすくなり暖房効率が良くなるため、光熱費の削減にもつながります。

③健康リスクを下げる

夏の熱中症発生場所の第1位は住宅内。中でも、自分で体温調節のむずかしい65歳以上の高齢者が7割を占めています。

また冬の浴室では、寒暖差が原因のヒートショックが引き起こされるリスクが急増

ヒートショックは浴室だけでなく、暖かい室内から廊下やトイレなどに行った際にも起こりやすいため、窓に断熱対策をして寒暖差を抑えることで、ヒートショックの防止も期待できます💖

窓の断熱リフォームの種類

窓交換

窓交換には2つの方法があり、どちらも工事後の効果は同じように得られますが、費用と工期に違いがあります。

カバー工法

窓枠を残して窓を取り外し、窓枠の上に新しい窓枠を被せた上で、新しい窓を取り付ける方法です。

新しい枠を被せる分少し窓が小さくなりますが、騒音やほこりの発生が少なく、室内にいながらのリニューアルが可能です。

既存の窓がどこのメーカーでも対応可能で、室内施工もできるため、コストが抑えられます。

専用の枠や窓を使うことで施工スピードの向上とコストダウンが可能で、施工は約数時間~半日で完了します。

はつり工法

既存の窓枠をすべて撤去したうえで、新しい枠と窓を取り付ける方法です。

壁を壊すので、窓がなかった場所に取り付けたり、今ある窓と同じ大きさのまま、あるいはより大きくすることもできます。

壁を壊すので手間がかかることと、2階の窓の場合には足場を組む必要があることから、カバー工法より費用は高くなり、施工も2~5日かかる場合があります。

内窓

既存の窓の内側にもうひとつ窓を取り付ける方法です。

窓交換と同程度の断熱効果が得られることに加え、防音・防犯効果も同時に得られます。

マンションでは規約によって窓交換ができないことがありますが、そのような場合でも内窓なら許可が下りるケースがあります。

窓交換より工事時間が短く、費用も抑えられることから、家中の窓を断熱化する場合は内窓が採用されるケースがほとんどです。

内窓が取り付けられる窓枠があれば、工事は比較的簡単に、1時間程度で済みます。

ガラス交換

窓枠、サッシはそのまま残し、ガラスだけ交換する方法です。

通常の窓は一枚板の単板ガラスと呼ばれるものが使用されていますが、断熱ガラスには、2枚のガラスを貼り合わせた複層ガラスや、2枚のガラスのうちの1枚にLow-E金属膜がコーティングされたLow-E複層ガラスなどがあり、厚みを持たせることで断熱効果を発揮させるのが特徴です。

単板ガラス→複層ガラス→Low-E複層ガラスの順で断熱性が高くなることに加えて、ガラスの選び方で遮熱や防犯機能を持たせることもできます。

サッシ交換

一般的なサッシはアルミ製ですが、熱伝導率が低い樹脂製のサッシへ交換する方法もあります。

一般住宅で使用される窓サッシには、アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシの3種類がありますが、断熱リフォームではアルミ樹脂複合サッシ、樹脂サッシが使われます。どちらのサッシにも断熱以外に、結露を抑える効果もあります。

アルミサッシは、断熱性と機密性が低く、冬場は結露が発生しやすいですが、3種類のうちもっとも安価です。

樹脂サッシは、断熱性と気密性がともに高く、冷暖房効率が高くなるというメリットはありますが、価格は高くなります。

アルミ樹脂複合サッシは、両者の良い部分を併せ持つサッシと言えます。

窓の断熱リフォームに使える補助金

窓の断熱リフォームには先進的窓リノベ事業こどもエコすまい支援事業の2つの補助金を使うことができます。

どちらも高断熱化された住宅を増やし、国全体の消費エネルギーを削減することを目的に、国が既存住宅に対して窓の断熱化への支援をする事業です。

そしてどちらも個人で申請手続きをするのではなく、登録事業者によって申請の手続きが行われ、登録事業者に補助金が交付されます。

また、断熱リフォームには対象となる製品を使うことが条件の一つになっているため、登録事業者に工事の依頼をする必要があります。

先進的窓リノベ事業

補助対象事業:窓の断熱改修(リフォーム)

補助額:実施する補助対象工事の内容に応じて定額(一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助)

契約日の期間:2022年11月8日~予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)

交付申請期間:2023年3月下旬~予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)

詳しくはこちら

こどもエコすまい支援事業

補助対象事業:注文住宅の新築、新築分譲住宅の購入、リフォーム

補助額:リフォーム 実施する補助対象工事および工事発注者の属性等に応じて5万円から60万円

対象工事の着手期間:2022年11月8日以降

交付申請期間:2023年3月下旬~予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)

詳しくはこちら

補助金は併用できる?

製品の性能等に応じて、両事業を併用することができます。(同一の工事請負契約および工期でも可)

先進的窓リノベ事業の対象製品はすべて、こどもエコすまい支援事業においても補助対象となり、こどもエコすまい支援事業の対象製品は一部、先進的窓リノベ事業でも補助対象になります。

ただし、両事業の補助対象である窓であっても、一つの窓が両事業でそれぞれ補助を受けることはできません。

また、同一開口部に複数の補助対象である窓を設置しても、両事業を通じていずれか一つの窓のみ補助を申請できます。


まだまだ寒い日が続きます❄

補助金の予算が上限に達する前に!窓の断熱、ぜひお考えください!!

窓のリフォーム、補助金など気になる事がありましたら、お気軽にお問い合わせください🙌