「リフォームって、やっぱり業者に頼まないと無理なのかな…」と感じていませんか?

 部屋の壁紙が汚れてきた、キッチンの床が古くなってきた、そんなとき「費用が高そう」「自分でできることの範囲が分からない」と迷っている方は多いはずです。

実は、壁紙の張り替えやフローリングの重ね張り、収納棚の取り付けなど、住宅の多くの部分は自分でDIYできることをご存じでしょうか。

現在、ホームセンターや通販で入手できる専用道具や素材の進化により、初心者でも施工がしやすくなっており、実際に「プロに依頼することなく」仕上げている事例も珍しくありません。

この記事では、リフォームで自分でできることをテーマに、知っておくとお得な情報をまとめています。

理想の暮らしを叶えるリフォームのご提案 – 株式会社湘南工房建設

株式会社湘南工房建設は、住まいのリフォームを中心に、施工からアフターフォローまで対応しております。長年培った経験と技術をもとに、お客様のライフスタイルやご要望にしっかりと寄り添い、安心して暮らせる快適な空間づくりをお手伝いいたします。キッチン・浴室・トイレなどの水まわり工事から、内装・外装のリフォームまで、暮らしに寄り添った幅広いサービスをご提供しております。丁寧なヒアリングと自社による柔軟な施工体制で、理想の住まいを形にいたします。リフォームに関するご質問やご希望がございましたら、ぜひご相談ください。

株式会社湘南工房建設
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住所〒252-0805神奈川県藤沢市円行2丁目19-6
電話0120-851-886

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リフォームを自分でできる範囲とは?(一軒家・マンション共通の基本知識)

自分でリフォームできる「範囲」と「法律」の基準とは?
 

住宅を自分でリフォームする際には、自由に手を加えてよい部分と、法律や契約上手を出せない部分とがあります。これを明確に把握することは、トラブルの予防と安全確保に直結します。

まず、住宅リフォームに関して関係する代表的な法令・規則は以下のとおりです。

関連法規・規則内容自己判断で可能か
建築基準法建物の構造や耐震性などを規定× 許可が必要なケース多い
消防法火災予防に関する設備や構造規定× 専門資格者が対応
マンション管理規約共用部の扱いや工事手続きなど× 理事会承認が必要
民法・区分所有法共有部分の権利と使用範囲× 共用部は勝手に改造不可

一方で、以下のような内容は、一般的に個人の判断でDIYが可能とされる範囲です。

ただし、「賃貸か持ち家か」「分譲マンションか一戸建てか」によっても大きく事情は異なります。特に分譲マンションでは、専有部分か共用部分かの判別が重要となるため、施工前に必ず管理規約を確認することが鉄則です。

一軒家リフォームで自分でできること・できないこと

一軒家の場合、自分の所有物件であれば多くの工事は可能ですが、構造やライフラインに関わる工事は専門家でなければ扱えません。以下に、実際に多い作業と、DIYの可否を表にまとめました。

作業内容DIY可能性解説
外壁の塗装高所作業・養生技術が必要。安全面の問題あり
屋根の張替え×落下事故のリスク、構造計算も必要
キッチンの入替×給排水・ガス工事が絡み資格が必要
床材の貼り替えフロアタイルやクッションフロアは可能
壁紙の貼り替え専用道具を使えば個人でも可能
電気スイッチの交換×電気工事士の資格が必要
照明器具の取り替え配線が不要であれば可能

とくに注意したいのは、外壁や屋根、配管工事などは外観や安全性に大きく関わるため、仮に「できる」としても専門業者に依頼することが望ましいです。

マンション自分でリフォームする際の注意点

マンションの場合、DIYの可否は「専有部分か共用部分か」で大きく異なります。以下にその基準と注意点を詳しく整理します。

区分主な内容DIY可否管理組合への申請
専有部分床・天井・内壁・間仕切りなど○(※)不要(軽微な場合)
共用部分玄関扉・窓枠・バルコニー・配管×必須
専用使用権部分バルコニー・専用庭多くの場合必要

※壁の撤去や給排水の移動など、構造や配管に関わる作業は専門業者と管理組合の承認が必要。

さらに、マンションリフォームでは「騒音」や「振動」が近隣トラブルになりやすいため、以下のような配慮が求められます。

DIYであっても、「周囲に与える影響」を常に意識することが重要です。

自分で壁を抜く・構造をいじるのは危険?やってはいけないDIYの事例

DIYで最も避けるべき作業は、「構造に関わる工事」です。以下のような部分に手を加えると、住宅の耐震性や安全性に致命的な影響を与えるおそれがあります。

危険なDIY対象理由絶対にNGな理由
耐力壁の撤去建物を支える力が失われる耐震性が低下し倒壊の危険あり
柱や梁の切断重量を支える構造材躯体破壊につながる
床の大規模な切断配管や電線が通っている可能性火災・水漏れなどのリスク
ガス管の移動資格が必要漏れによる爆発事故の危険
電気配線の増設電気工事士資格が必要感電・火災のリスクあり

一見簡単そうに見える作業でも、壁の裏には耐震補強部材やライフラインの配管が通っている場合があります。判断がつかない場合は、必ず専門業者に確認し、工事自体を依頼することが賢明です。

壁・床・天井など部位別!自分でできるリフォーム実例と難易度

壁リフォームはどこまで自分でできる?板貼り・パネル・壁紙の選び方

自分でリフォームを考える際、最も挑戦しやすく人気が高いのが「壁」のDIYです。とくに壁紙の張り替えやパネル貼り、板壁の設置は、初心者でも取り組みやすい部位といえます。ただし、素材や方法によって施工難易度や仕上がりに大きな差が出るため、事前の選択が極めて重要です。

まずは、主要な壁リフォームの方法とそれぞれの特徴を整理します。

材料名難易度必要道具主な特徴失敗リスク
壁紙(クロス)カッター、スキージー、のり安価でデザイン豊富。原状回復がしやすい。空気残りや歪み
ウォールパネル両面テープ、接着剤、ノコギリ高級感が出る。施工後すぐに効果が見える。重量による落下リスク
板貼り(ウッドパネル)下地材、ビス、ドライバー木材ならではの質感。断熱性・防音性向上も可。歪み・ビスの浮き
塗装仕上げ養生テープ、ローラー、ペンキ色の自由度が高くアレンジ自在ムラ・養生漏れ

たとえば、賃貸物件や原状回復が求められる場合には、壁紙の張り替えやシールタイプのパネルを選ぶと安心です。一方で、自宅一軒家での本格的なセルフリノベーションなら、木材を使用した板貼りもおすすめですが、水平をとる施工技術や下地の処理など、中級者以上のスキルが求められます。

初心者にとっては、以下のようなポイントを押さえることで失敗を回避できます。

また、選ぶ素材によって防音性や湿度調整の効果も期待できるため、単なる装飾目的ではなく「住環境改善」という視点からのリフォーム設計も重要です。

DIY初心者であっても、壁は比較的取り組みやすいエリアです。材料や道具を正しく選び、丁寧に工程を踏むことで、まるでプロに依頼したかのような仕上がりが実現できます。

フローリングDIY完全ガイド(貼るだけ・置くだけ・重ね張り)

床のリフォームは部屋全体の印象を大きく左右する要素であり、DIY初心者でも挑戦しやすい範囲が広いのが特徴です。特に「貼るだけ」「置くだけ」「重ね張り」といった方法は、道具や技術のハードルが低く、マンションや賃貸住宅でも採用されやすい選択肢となっています。

まずは主な施工方法ごとの比較表をご覧ください。

工法名難易度使用可能な物件必要な道具特徴・ポイント
貼るだけ賃貸・一軒家カッター、ローラー裏面に粘着があり手軽。原状回復しやすい。
置くだけ賃貸・分譲マンションメジャー、滑り止めシートフローリングの上に敷くだけ。騒音軽減効果あり。
重ね張り持ち家・戸建てのこぎり、釘、接着剤古い床をはがさず上に新しい床材を施工。下地確認が必要。

貼るだけタイプは、ホームセンターや通販サイトでも「シール式フローリング」として販売されており、施工時間も1畳あたり10〜15分程度で済みます。一方、置くだけタイプは防音マットと組み合わせることで階下への音を抑え、マンション住まいの方から支持されています。

重ね張りはやや難易度が上がるものの、床を撤去せずに上から新しいフローリングを施工できるため、古い床材の補修や強度維持が同時にできるというメリットがあります。ただし、床の厚みが増すため、ドアの開閉や巾木との隙間処理には注意が必要です。

さらに、以下のような床材がDIYでの人気素材となっています。

DIYに適した床材リスト

施工時には必ず「床の水平」をチェックし、滑り止めシートや両面テープでのずれ防止を徹底しましょう。また、カットする際は現場でサイズ調整ができるカッターを常備すると安心です。

床のDIYリフォームは、作業の達成感も大きく、空間の雰囲気を一新できる魅力的なテーマです。無理のない範囲で正しい知識と道具を使い、長く快適に使える仕上がりを目指しましょう。

DIY初心者のための道具・材料・時間の目安と買える場所

初心者でも揃えやすいDIY道具リスト(ホームセンター活用法)

DIYに初めて挑戦する方にとって、何を揃えればよいか分からないのは自然なことです。必要以上に高価な道具を買ってしまったり、道具が足りずに作業が中断してしまうことはよくある失敗です。

まずは、最低限揃えておきたいDIY基本ツールを用途別にまとめた下記の表をご覧ください。

道具名用途代用可否入手場所
メジャー採寸×ホームセンター、100均
カッター(大型)材料のカット△(はさみ)ホームセンター、通販
ドライバー(+/-)ネジ止め×ホームセンター、100均
ハンマー釘打ち・叩く作業△(重い工具で代用可)ホームセンター
ペンチ・ニッパー線材カット、抜く作業×ホームセンター、ネット
水平器傾きチェック△(スマホアプリ)ホームセンター、アプリ
スケール付きカッティングマット安全なカット面△(厚紙で代用)ホームセンター

上記の道具はすべて、ホームセンターや100円ショップ、または通販サイトでも容易に入手できます。100円ショップでは一部の工具が販売されていますが、耐久性に不安があるため、メイン工具はホームセンターでの購入を推奨します。

ホームセンター活用のコツは次の3点です。

  1. 店頭で実物を触ってサイズ感やグリップ感を確認する
  2. スタッフに用途を伝えれば、初心者向けに最適な商品を提案してもらえる
  3. 季節によってセールやまとめ買い割引があるため、複数の道具を同時購入するのがお得

オンライン購入時のポイントは次の3つにまとめられます。

  1. 「初心者セット」「DIYスターターキット」で検索すると、必要最低限の道具が揃ったパック商品が見つかる
  2. レビュー数が多い商品を選ぶことで、初期不良のリスクを減らせる
  3. 寸法や重量を事前に確認し、手に持ちやすいかを想像しながら選ぶ

DIYの第一歩は「正しい道具選び」から始まります。適切な工具を適正な価格でそろえることで、作業効率と仕上がりが格段にアップします。無理なくスタートできるよう、ホームセンターの利便性と比較しながら、必要最低限の工具を賢く選びましょう。

自分でリフォームするときの時間感覚(部位別目安)

DIYリフォームに挑戦する上で、事前に把握しておくべき重要な要素が「時間」です。プロに依頼するより簡単に済むと思われがちですが、手間の大きさ、作業効率によっては思ったより時間がかかることもあります。

ここでは、壁・床・棚など主要なリフォーム対象について、所要時間の目安を部位別にまとめています。

リフォーム箇所材料例作業時間(1畳分)難易度注意点
壁(壁紙)ビニールクロス、リメイクシート約1〜2時間空気抜き、柄合わせが必要
壁(パネル)木製パネル、PVCボード約2〜4時間重量の固定、安全性
床(クッションフロア)塩ビ系、木目調約1〜2時間湿気対策と下地処理が鍵
床(フロアタイル)塩ビタイル、接着式約2〜3時間貼り付け精度、水平確認
棚(可動式)ラブリコ、ディアウォール約2時間低〜中水平・垂直の確保が重要
キッチン周り防水シート、ステンレス調素材約2〜3時間熱や水への耐性が必要
天井(塗装)水性ペンキ、ローラー約3〜5時間中〜高養生作業と塗りムラ対策

材料購入時には、1㎡単位で売られている商品が多くありますが、端材や予備を含めて1.2〜1.3倍の量を確保するのが一般的です。失敗やカットミスにも対応できます。

壁や床といったリフォーム対象ごとに、作業ボリュームや必要資材が異なるため、自分の住まいやライフスタイルに合ったリフォーム範囲を決めることが重要です。時間の目安を明確にし、計画的に進めることで、作業中のトラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

自分でできるリフォームの範囲は、想像以上に広がっています。壁紙の張り替えやクッションフロアの施工、収納棚の設置など、費用を抑えつつ自分好みの住まいを実現できる方法が多数あります。特に現在では、ホームセンターや通販で入手できるDIY専用の材料や道具が充実しており、施工ガイドや動画も豊富です。

例えば、壁紙の張り替えやクッションフロアは安価にスタートできます。これらは週末1日でも施工できるため、仕事や家事の合間でも取り組みやすい点が魅力です。また、貼るだけ・置くだけで実現できるフローリング材やパネル材を活用すれば、賃貸物件でも原状回復を前提にしたリフォームが可能になります。

一方で、構造に関わる壁や水道・電気・ガス関連の工事などは、法律上や安全面の観点から業者への依頼が必要です。無理に自分で行うと、住宅の価値を下げたり事故に繋がるリスクもあります。そのため、自分でできることとプロに任せるべきことを明確に判断することが、賢く快適な住まいづくりの鍵です。

経験がなくても始められるのがDIYの魅力です。正しい知識と計画さえあれば、あなたの住まいも、もっと快適で心地よい空間に変わるはずです。

理想の暮らしを叶えるリフォームのご提案 – 株式会社湘南工房建設

株式会社湘南工房建設は、住まいのリフォームを中心に、施工からアフターフォローまで対応しております。長年培った経験と技術をもとに、お客様のライフスタイルやご要望にしっかりと寄り添い、安心して暮らせる快適な空間づくりをお手伝いいたします。キッチン・浴室・トイレなどの水まわり工事から、内装・外装のリフォームまで、暮らしに寄り添った幅広いサービスをご提供しております。丁寧なヒアリングと自社による柔軟な施工体制で、理想の住まいを形にいたします。リフォームに関するご質問やご希望がございましたら、ぜひご相談ください。

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よくある質問

Q. DIY初心者でもフローリングや壁紙の張り替えは本当に自分でできますか?
A. はい、特に「貼るだけ」「置くだけ」といった簡易タイプのフローリング材や、裏面が粘着シートになっている壁紙を使えば、DIY初心者でも十分に対応できます。たとえば、貼るだけタイプのフローリングは施工時間が1畳あたり約15〜30分、必要な道具はカッターとメジャー程度で済みます。また、ホームセンターで販売されているDIYキットを利用すれば、賃貸住宅でも原状回復可能な範囲で安全にリフォームが可能です。

Q. 自分でできないリフォームはどんな作業ですか?
A. 自分で行ってはいけない代表的な作業は、建物の「構造」に関わる部分や、「水道・電気・ガス」のライフライン工事です。具体的には、耐力壁の撤去、柱・梁の加工、配線変更、水回りの移設などが該当します。これらは建築基準法や管理規約で明確に禁止されており、無資格での施工は法的リスクがあります。安全性や住宅の資産価値を損なわないためにも、必ず業者に依頼することをおすすめします。

Q. DIYリフォームを失敗したとき、やり直しにかかる費用はどれくらいですか?
A. 失敗の程度によりますが、軽度な貼り直しや補修であれば数百円〜数千円の追加材料費で済むケースもあります。しかし、構造材を破損したり電気・水道設備に問題が生じた場合、修理にかかる費用は1箇所につき数万円以上になることもあります。さらにプロに再施工を依頼する場合、元の状態に戻す作業が加算され、初回施工よりもコストが高くなる傾向があります。施工前に「DIYでできる範囲」を正しく把握することが、損失回避の最大のポイントです。

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